2008年05月10日

高齢者に多い腰痛 骨粗鬆症の症状と原因について

骨粗鬆症とは骨からカルシウムが抜け出して、骨がまるで軽石のようにスカスカになってしまった状態のことをいいます。
高齢になると男女を問わず、このような状態になり、年齢とともに進行します。
特に閉経後の女性は、骨に必要な女性ホルモンが減るため、骨粗鬆症になりやすいといえるでしょう。

骨粗鬆症による骨折は、その直後には激しい急性の腰痛を起こします。
まるでぎっくり腰のような激しい腰痛の状態となり、身動きも、息をするのもつらくなります。
寝返りもうてず、立つことも、歩くこともできない状態となります。 

骨粗鬆症による圧迫骨折を繰り返し起こしていると、猫背変形を起こし、杖やサポーター役の腰痛コルセットがなければ、すぐに慢性的な疲労性の腰痛を生じます。
そして典型的な骨粗鬆症では、腰が「く」の字のように曲がった状態になります 

骨粗鬆症の症状は、疲れやすく、同じ姿勢を続けた後に、腰痛・背中痛を感じます。
骨がスカスカにもろい状態ですから、日常生活で、わずかな力が加わっただけでも、椎体の圧迫骨折に繋がってしまいます。


同じカテゴリー(腰痛)の記事
 高齢者に多い腰痛 変形性脊椎症とは? (2008-06-10 13:11)
 高齢者に多い腰痛 骨粗鬆症の治療と日常生活での注意点 (2008-04-10 12:36)
 高齢者に多い腰痛 変性側弯症とは? (2008-04-10 11:00)

Posted by banraishop at 13:03 │腰痛