2008年06月10日

高齢者に多い腰痛 変形性脊椎症とは?

変形性脊椎症はせぼねの老化から起こるものです。
老化によって、椎間板の水分が減り、厚さが薄くなって、腰椎の変形が起こります。
それらが原因で腰痛が起こります。
腰痛をともない、レントゲン写真で変形性変化がある場合、変形性脊椎症と病名が付けられます。
また腰痛といっても、椎間板ヘルニアのように足のしびれなどはありません。
大体が、朝起き上がったときや、夜中トイレに立つときなど、動き姶めに腰痛が起こるのが特徴です。
起床直後の腰痛なので「寝腰」とも呼ばれています。
またこの腰痛は動き出してからは軽くなりますが、夕方になるとまた痛みだすという特徴もあります。  


Posted by banraishop at 13:11腰痛

2008年05月10日

高齢者に多い腰痛 骨粗鬆症の症状と原因について

骨粗鬆症とは骨からカルシウムが抜け出して、骨がまるで軽石のようにスカスカになってしまった状態のことをいいます。
高齢になると男女を問わず、このような状態になり、年齢とともに進行します。
特に閉経後の女性は、骨に必要な女性ホルモンが減るため、骨粗鬆症になりやすいといえるでしょう。

骨粗鬆症による骨折は、その直後には激しい急性の腰痛を起こします。
まるでぎっくり腰のような激しい腰痛の状態となり、身動きも、息をするのもつらくなります。
寝返りもうてず、立つことも、歩くこともできない状態となります。 

骨粗鬆症による圧迫骨折を繰り返し起こしていると、猫背変形を起こし、杖やサポーター役の腰痛コルセットがなければ、すぐに慢性的な疲労性の腰痛を生じます。
そして典型的な骨粗鬆症では、腰が「く」の字のように曲がった状態になります 

骨粗鬆症の症状は、疲れやすく、同じ姿勢を続けた後に、腰痛・背中痛を感じます。
骨がスカスカにもろい状態ですから、日常生活で、わずかな力が加わっただけでも、椎体の圧迫骨折に繋がってしまいます。  


Posted by banraishop at 13:03腰痛

2008年04月10日

高齢者に多い腰痛 骨粗鬆症の治療と日常生活での注意点

骨粗鬆症の治療には薬物療法、食事療法、運動療法などがあります。
腰痛などがある場合には痛み止めの薬を使用します。 
その他骨量の減少をくい止めるために、女性ホルモン、カルシトニン、ビタミンD3、ビタミンK2、ビスホスフオネートなどが投与されます。 

日常の食生活でも骨を丈夫にするために、カルシウムを積極的にとるようにしましょう。
骨粗鬆症の治療のためには、1日に800mg~1000mg以上のカルシウムが必要です。 
この量のカルシウムを食事のみで摂取できない場合には、市販のカルシウム剤で補ってもよいでしょう。 
カルシウムの吸収を良くするために、ビタミンDも積極的に摂取するよう心掛けてください。
さらに、ビタミンDには日光が不可欠です。
このビタミンDの働きを効果的にするために、日光浴も必要になります。

また適度な運動も必要ですから、散歩などでできるだけ体を動かすようにしましょう。
その際は、転ばないように十分注意してください。  


Posted by banraishop at 12:36腰痛

2008年04月10日

高齢者に多い腰痛 変性側弯症とは?

変性側弯症とは、変形性脊椎症が原因で、腰椎柱が左右どちらかに傾いてしまった状態をいいます。
脊柱管が狭くなっていることから、休み休みでしか歩けないようになったり、坐骨神経痛を併発してしまうこともあります。
程度によっては腰痛コルセットや杖などでは支えきれなり、寝たきりになる可能性があります。
寝たきりになることを避けるために、手術をする場合もあります。  


Posted by banraishop at 11:00腰痛